ポップアップカード初心者がとりあえず揃えた道具一覧

一年ほど前からポップアップカード作りを始めました。

なかなか渡す機会もないので数点しか作れていませんが、全くわからない所から模索しつつ揃えた道具を紹介します。



紙工作道具

全部でこれだけ。

シャーペンと消しゴム

ふっつーのシャーペンと消しゴムです。家にあったやつ。
私はポップアップカードそのものに直接型紙を印刷、ということはしたことがなくて。
裏からも見えるようなものやそもそもアナログでの型紙作成でやっているので、型紙を写したり制作したりと用途は色々。

鉄筆代用品

芯が出る部分が金属で、ここが引っ込まないタイプのシャーペンです。これも家にあったやつ。
書くのではなく、折り目を付ける時に使います。

紙は普通に折ろうとしても真っ直ぐ折るのが難しいので、これでスジをつけてから折ると綺麗に折れます。
本当は鉄筆と呼ばれる道具があるのですが、それをわざわざ買うのもな、と(笑)
必須。

手芸用ボンド

手芸用ボンド。100均で買いました。
紙を何でつけるべきか?と原点みたいな所で悩みました。
液体のりより水分が少ない気がするのと、スティックのりでは強度が不安&細かい所には塗れないのでボンドに。

爪楊枝

爪楊枝。
手芸用ボンドを細かい所に貼付ける時に使います。
ちょっとすくって伸ばして、と細かく動かせるので重宝してます。
使ったあとはすぐティッシュで拭かないとガビガビに。

ハサミ

はさみ。家にあった普通のです。
切る紙が基本薄手なので、カッターじゃなきゃ切れない所以外は全部はさみでやってます。
デザインカッター

デザインカッター。100均で買いました。
はさみでは切れない細かな部分担当。ペンのように動かせるので、カーブも切りやすいです。

最初は全部カッターでやってましたが、真っ直ぐ切るのが意外と難しいのと、細かくなければはさみの方が早くて楽なのに気づいて出番が減りました。



カッターマット

カッター使うから当たり前、カッターマット。100均で買いました。
もっと力を入れても安心なより傷つきにくいものにしようか迷ってます。

ステンレスものさし

ステンレスものさし。100均で買いました。
プラスチック定規にカッター当てると傷がついてしまうので購入したものの、真っ直ぐな部分はハサミで切るようになり出番が減少。

型紙制作にも使います。

両面テープ

両面テープ。
広い面積をくっつける時に使います。ボンドだと水分で紙がよれる可能性があるので。


これくらいです。意外とない。
家にあるものや100均で手に入るのばかりなので、気軽に始められるってことです。紙も100均で買うことが多い。
今足りないなって思うのはピンセットですかね。どんな細かな部品も素手勝負。あったら便利かもしれない。

ちなみに私が最初に作ったのは、Kagisippoさんのスワン。

いや初回からこれか!?という細かさ。難易度5段階で4。どうしてもこのデザインが欲しかったんです。

ポップアップカード制作において意外と大変なのは作りたいものに合わせた型紙探しだと思うのですが、これはその時まさに探していたものでした。
初めてだったので紙の指定も嬉しかったですね。紙の目の方向や、紙の厚みについて調べることにはなりました。厚みはまだしも目の方向は大事。
久々にサイトを見たら2019年版が完成していて、さらに細かく綺麗になってる。
無料の型紙もありますし、その後の自作にあたって参考になることがたくさんありました。

組み立て自体は難しくなかったので根気勝負。型紙さえあれば何とかなると思っている。
型紙を直接印刷せず(裏から見えるし見えないようにカットする技術はなかった)、薄手の紙で型紙を作って、それをケント紙に書き写してカットして消して・・・とやっていたので全部で7時間くらいかかりました。この時ははさみはほぼ使わずカッターだったのでより大変で。。。

封筒も手作りすることがあります。というか普通の市販品だと中身との兼ね合いが難しい。中身が張り切りすぎている。
型紙作り自体は楽(手持ちの封筒があれば尚更)ですし、大きさを変えるのも簡単なので、カードに合わせやすいメリットも。

これだけやっても渡すために作ってるんだから手元には残らないんですよね。
写真は撮るけど、封してあるのに出す前日に中身撮ってないことに気づいたりとか(笑)

細かさゆえに「やっぱやめとこうかな・・・」と思ってしまうこともありますが、誰かに少しでも楽しんでほしくて作ってるもの。
それに、完成した時の達成感はなかなかいいものです(笑)時間をかけないと出来ないものですから。