パチスロ番組でバトルものといえば、勝敗は差枚数でつけるのが主流です。
でも今回の格付けバトルは、あくまでも「設定看破」が最重要要素。
高設定に気づき、低設定を見切ることが出来る。その能力が問われます。
目先の期待値を追うと勝ちから遠ざかるので「立ち回り」というだけではないです。普段なら追うものも追えなくなります。
ルールとしては、全員が同一ホールのでの実践。
ポイント制で、とにかくポイントを多く獲得した人が勝ち。
本人が打った台は消化ゲーム数×設定×10でポイントを獲得。高設定をぶん回すべし。
あとは他の人の高設定台を当てる。5台まで。
外すと減点なので、自信がないもしくは高設定を回した自信があるなら看破しないという選択肢もあり。
最後までどうなると何点加点か全く説明がないという事態でしたが、多分当てた台が1だとマイナス2万、2だとマイナス1万、4でプラス1万、5でプラス2万、6でプラス3万だと思われます。大事な部分だから説明してほしかった。
一応差枚数でもポイントは得られます。
ただ消化ゲーム数や設定当てのポイントの方が圧倒的に多いので、大量に出すか、本当にギリギリになった時に影響するかもくらい。マイナスの場合は0ポイントです。
さらに謎の「ラッシー賞」が設けられていて、人数もポイント数も上限なしという恐ろしいやつです(笑)
いいところで6確を出したなど、ラッシーさんの裁量で決められます。
実況と解説をラッシーさんとHYO.さんが行います。HYO.さんの人物評が的確で面白かったです。
実戦するのは9人+運営委員会推薦枠でラッシーさん。
打っている設定は途中で判明。画面左上に表示されます。
本編の結果に関するネタバレはしておりません。
美原さん。
ホールをとにかくよく見ているイメージ。HYO.さんも言ってたような見えないはずの場所まで見えてる話はどっかで見ました(笑)
自分が座る台の根拠、ヤメる根拠、ホール全体の傾向をしっかり考えてます。
さらにどんな人が座ってたのかまで見てるんですよね。サラリーマン風の人がヤメたのは時間があるからかな？とか考えられるから。
嵐さん。
勝ちキャラではないものの「嵐のどっかん」では結構設定を当てているので実はいけるのかも？
機種選択はまさかの凱旋。何で凱旋？何千ゲーム回したら設定見えます？
知識量は豊富ですし、解説もしっかりしてくれてはいるものの、それはともかく楽しいVTRとなっておりました。
クボンヌさん。
おっとりしているように見えてシビアなイメージ。
リゼロ、撃破率アップが早すぎて驚きました。いつもこうなのか、早く回したいからなのか。
淡々としつつもしっかりしていて、状況を把握してる。
KEN蔵さん。
誌面企画「回胴ジャンキーズバトル」にて、下見にものすごい時間をかけてちゃんと高設定を掴んでいたのを見ているので、今回もやられたらありそう。
「この企画を知って感動した」と言うほどで、最初からテンションがちょっとおかしいです(笑)
立ち回りが上手いからこそ変に振り回されてる感じ。
松真さん。
このラインナップの中では異色。朝一の台の選び方が一番適当に見えました(笑)
でも朝一から6に座って6確出して引っ掻き回してくれないかなとも思いました。
ヒキの企画じゃないところでヒキを発揮したり、色々やります。一応回遊もするけど大丈夫かなって雰囲気。打ってる台の看破は結構冷静でした。
まいたけさん。
ジャグラー打ちなので、設定看破がゲーム数をある程度回さないと厳しい中どうするのかなと。履歴を入念にチェックしてるうちによく分からなくなってる様子。
話はゆるーいです。話し方がゆるーい。設定チェックはちゃんとしてます。ジャグラーは設定予想しても余程のことがなければ低設定を掴まされることがないのでいいですね。確定演出や大きな設定差がないので途中の見回りにあまり効果が出ないのが難点。
こーじさん。
「ふらっと」で結構高設定に座っているのでやれそう感。あれはいつも同じホールだからこそではありますが。ただ個人戦でトロフィー見逃したら誰も教えてくれないな、とは思いました(笑)
ラッシーさんが言ってたように、大負けしてるのを見たことないです。
そしてHYO.さんが言ってたように、妙に癒されます。他の実戦番組でもですが、あまり感情的になりすぎないせいなんですかね。まいたけさんと同じ雰囲気の癒し映像感。
梅屋さん。
勝ちキャラといえば梅屋さん。梅屋さん下位だったら嫌だな、、、というくらいの安心と信頼なイメージ。
朝一から他の人にはない早さで実戦が進められます。
きちんと自分の中に設定推測のための手法があって、状況に応じて判断を変えることも出来る。
畑さん。
誌面での勝ちは見ているものの、くり男爵でのイメージが強すぎて実力がよくわかってなかったです(笑)
とにかくメンタルが強い。心が折れない。
ラッシーさん。
衝撃映像でした(笑)
こういうことってあるんですね。というかこのDVD「そうなる!?」ってことがいくつも起きるし、ホールでもたくさん起こってるんだろうと思います。設定がわからない企画だったら映像のイメージが全然変わってしまう。
面白かったです。
最終的に設定を出されちゃう実戦は見たことありましたが、それをバトル形式にして面白い企画だったなと思いました。実戦VTRも派手さより設定看破が重視される、他では見られないもの。
これだけの人たちが集まっても高設定に座るのは難しいし、他の人の台も難しい。確率って恐ろしい(笑)
最後に、それぞれの出演者に結果を伝える映像がちょっとだけ入っています。
