貧血って自覚症状がちょっとあっても放っておかれがちだと思います。
今回はそんなふうに放置してたら駅で動けなくなっちゃった私の話です。
一番最初に貧血の症状を自覚したのは10年以上前。
長く立っていたらふらふらしてくる・・・というものでした。
一旦休めば回復するし、起きるのも年に一回程度だったので放置してました。
ひどくなってきたのは7年前。
電車に30分とかでも立っているのが辛くなりはじめ、市販のサプリメントを摂り始めたけど効果なし。
ある日電車を目的駅より手前で降りるほどになり、ベンチに座って動けなくなっていました。
自分ではしばらく休めば大丈夫だと思っていたんですが、端から見たら明らかに体調の悪い人だったらしく乗客の方が話してくれた駅員さんが声をかけてくれました。
救護してくれようとしたんですが、私が歩けないと言うと車椅子を持ってきてくれてそのまま運ばれて救護室で寝かせてもらうことに。
体は相当ぐったりきてましたけど頭は結構はっきりしていたので、「これが原因で遅延しないといいな、、、」なんて考えていたのを覚えています(笑)
後々調べましたが遅延してなくて安心しました。
1時間ほど寝てその後無事に過ごしましたが、ここまでなってはヤバいだろうということで病院に行くことにしました。
かかりつけのお医者さんへ
内科でいいかなと思い風邪などでいつもかかっているお医者さんの元へ。
貧血だというと目の下や爪を見て採血することに。
今もたまにやってますが、採血痛いです。当たり前。
血管が見つけやすいのかいつもスムーズです。
数日して検査結果を聞きにいくと鉄欠乏性貧血とのこと。
血液中の鉄の値と、体内に鉄を貯蔵するフェリチンの値が少ない。びっくりするくらい基準値からはみ出していました。
鉄剤の副作用
鉄剤を処方してもらいましたが、飲んだ翌朝猛烈に気持ち悪い。
副作用には書かれていたけどここまでくるかというレベルで、立つのも大変。結局昼まで寝ました。
その日の夜も恐怖に怯えつつ飲みましたが以降気持ち悪くなることはありません。
一ヶ月後
再検査したところ鉄もフェリチンも正常値へ回復しました。
今は鉄を補給するために間隔を空けて鉄剤を飲み続けています。
徐々に間隔が開いてようやく5日に一度。
一年に一度くらい血液検査をしています。正常値からはみ出すことはありません。
正常値になって変わったこと
治るまで意識したこともなかったんですが、氷を食べなくなりました。
寒がりなのに冬でもボリボリしていたのにパッタリと。たまたま貧血について調べていた時に「氷食症」というものがあるのを知ってようやく気づきました。
あと電車やコンサートへの不安感がなくなりました。
鉄剤を飲み始めてしばらくは「またああなったらどうしよう」と思ってしまいがちでしたが、今なら長時間立っても大丈夫!
まとめ
貧血とはいえ裏に何か別の病気が隠れてるかもしれないし、どこかで倒れてしまうかもしれません。
「また貧血か」とスルーせず病院へ!